意識不明のスペイン人コーチ、AEDが救う 競歩観戦中(mixiニュースより)
これが、そのニュースです。
19日に石川県能美市で開かれた全日本競歩能美大会で、観戦中に意識を失ったスペイン人コーチが救命処置で一命を取り留める一幕があった。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&id=4485761&from=home
(mixiニュースより)
なぜこのニュースに飛びついたかというと、実は、わがマンションで、昨日「AEDの使い方講習会」があり、参加、実施してきたからです。
ようやくわがマンションにも、自動販売機にAEDが設置されたので、住人の皆さんも、その使い方を知っておこうということで、この講習会になりました。
私、講習会を受ける前は、この器械さえあれば、一発で心臓が動き出すと思っていました。
でも、そうではなかったのです。
一番大切なのは、救急車が来るまでは、「胸骨圧迫」をし続けること。
また、その場所にAEDがあるとは限らないので、AEDが届くまでも、「胸骨圧迫」をして待っていること。
事例として、小学6年生の子が心臓停止したとき、AEDが届くまでの14分間、周りの人たちは誰も胸骨圧迫をしないでただ見ていただけだったそうで、残念なことに死亡に至ったようなことがあったそうです。
胸部圧迫していても、必ず助かったとは限らないのですが、もしかしていたら、命が救えたかも…ということです。
(実際、経験のない人にとっては、この胸部圧迫をする勇気って、なかなかないでしょうね。)
AEDで電気ショックを1回与えても、すぐには蘇生しない、何回か必要だそうです。
この講習会では、人形をモデルに実際にこの胸部圧迫を体験しましたが、これがなかなかしんどい。
だから、実際は、3人ほどで交代しながら続けるのがいいそうです。
また、今回は人形でしたから、胸骨の部分が柔らかいのですが、本物の人間だと、「胸から5cm沈む程度の強さで・・・」というのは、かなりの力がいるそうで(手の力というより、体重をかけてやるといいそうです。)、胸骨が骨折しても仕方がないので、心臓蘇生を優先してほしいと、講習の講師が言っておられました。
実際、素人が胸部圧迫をしてろっ骨を骨折させても、罪に問われることがないそうですので、それよりも胸部圧迫をして、心臓蘇生が最優先だそうですし、AEDの操作の間違い等々で罪になることはないそうです。
でもね、講習を受けても、いざその場になったら、きっと気が動転することでしょうね。
ですから、こんな講習を何回も体験しておくことはとても大切だと、上のmixiニュースを見て思いました。
皆さんの家の近くのどこにAEDがあるか、確認しておくのもいいですよね。
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